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zoom RSS 題詠2009鑑賞〜鳥羽省三さんの歌

<<   作成日時 : 2009/08/22 22:00   >>

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鳥羽省三さんの歌より。

008:飾
神持たぬ我が窓にまで光(かげ)寄せて虚飾電飾聖しこの夜


013:カタカナ
カタカナで書けば<ステキナワタシ>だが鏡を見ても素敵な私


016:Uターン
シャッター街はつばくらめのみ新しくUターンせし吾を斬るがに飛べり


071:痩
池水に痩身われのかげ落ちてホテイアオイの今闌けむとす


092:夕焼け
琉金の四つ尾かすかに揺れてゐて棄教者われは夕焼けを病む 



ユーモアのある歌から、自身の心の中を垣間見せる歌まで、本当に幅広く詠まれていて、100首楽しみながら読ませていただきました。
特に、外部と自己の対比の表現に魅力を感じました。
071:痩の満開の時期を過ぎようとするホテイアオイと、(きっと青味のあるであろう)池に映るわれ、
092:夕焼けの金魚の朱色の揺らぐ尾と、一日の終わり(信じる心の終わり)にきてなお揺らぐ心、
・・・などなど。
解釈しようとすると、何百文字も要しそう。
そんな思いや様子を、三十一文字で表現できるのが短歌の魅力だと、あらためて感じました。


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
 拙作にも関わらず、過分のお言葉を賜り、篤く篤く御礼申し上げます。
 私のブログ「見沼田圃の畔から」は、病気入院や転居など諸々の事情によって、五月半ばより放置状態にしておりましたが、最近、幾分か健康状態が好転するなどによって、パソコンに向かう気力が回復致しましたので、近日中に、「一首を切り裂く」の更新を再開させていただきます。その節は、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
鳥羽省三
2009/09/16 13:49
ご自身が大変なところ、コメントまでつけていただきありがとうございます。
鳥羽さんのお歌はいつもなんとなく心に残っていて、後になって歌の感覚に触れられた!と感じることがありました。帰省した時の、016:Uターンであるとか…。

「一首を切り裂く」にも、ちょくちょくお邪魔しておりました。
くれぐれもご自身のお体を第一にしてください。
次の更新まで楽しみに待っています。

こうめ
2009/09/18 23:36

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