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zoom RSS 題詠2009鑑賞〜梅田啓子さんの歌

<<   作成日時 : 2009/10/08 01:03   >>

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梅田啓子さんの歌より


001:笑
ビキニから腰の笑くぼがのぞいてた あれから百年経つた気がする


004:ひだまり
ひだまりに夫と肉まん食みてをり ずつと死なないやうな気がする


080:午後
冬の陽に微熱の残る身をさらす神を信じてみたくなる午後


076:住
ひとり住みふたりになりてふたり増えいまはしづかにふたりに暮らす


090:長
長女ゆゑ譲りゆづりて生きて来ぬおほきな苺は夫のくちに



梅田啓子さんのお歌は、読んでいると温かい気持ちになってきます。
どんな場面のお歌も、背景に生や世界の肯定を持っているので、安心感があるんです。
001:笑の過去のきらきらした感じ、004:ひだまりの現在のあたたかい空間、080:午後の外の世界と、さらに飛躍して神の世界を感じる視線、076:住の普遍性の土台の上で変わってゆくものを見る視線・・・。

さらに、「百年」、「ずっと死なない」、「神」・・・そういう少し現実から飛躍した視点が入ることで、お歌が許しにも似て、感覚が浄化されたように感じるんです。
100首、優しい気持ちで読むことができました。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こうめ さま

初めまして、梅田啓子と申します。
私の歌に選歌ならびにコメントを頂きまして、ありがとうございます。
こうめさんが選んでくださった歌は、私の歌の中でも穏やかなほうだと思います。

>どんな場面のお歌も、背景に生や世界の肯定を持っているので、安心感があるんです。

自分では気づかなかったところをを掬ってくださり、とてもうれしいです。
「私の歌はなんて暗いんだろう、なんてひねくれているのだろう」と
思っていたので、なおのことうれしいです。

私の方こそ、こうめさんのコメントを読み、とても温かい気持ちになりました。
先入観にとらわれずに、もっと自然に歌っていこうと思います。
本当にありがとうございました。

梅田 啓子
2009/10/08 10:42
梅田啓子さま

はじめまして。コメントありがとうございました。
梅田さんのお歌は、題詠で走っていた頃から時々目にとまっていました。
すごく優しくて、心に残るんです。
なんでだろう、なんで残るんだろう、と考えながら100首通して読んでいったとき、肯定の感じなのかなと思ったんです。
もちろんたくさん推敲して詠まれていると思うのですが、力みがなくて、すごく自然に感じます。

今のお歌を読み返しつつ、また新しいお歌が読める日を楽しみにしています。
こうめ
2009/10/08 21:48

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